コロボックル村通信1号

~マイ椅子作り~

利用初日の活動はマイいす作りから始まります。
子供たちは椅子づくりを楽しみにしてくれています。
初めての利用日の学校迎え時「きょういすつくるよね?」と笑顔いっぱいです。
1日目は3枚の板をボンドで接着する工程です。
ボンドの分量を調整するのは子供たちのとってはちょっと難しかったようですが、一生懸命工夫して板と板を張り合わせることができました。はみ出したボンドはふき取りきれいに接着できました。後は乾かして次回利用日に仕上げです。
2回目の利用日の学校迎え時は、「きょうはペンキだよね?」と前回よりさらに目を輝かせています。
2日目はいよいよペンキで色付けする工程です。
赤・青・黄の3色のペンキを使って自由に塗っていました。
子供たちは真剣な表情で作品を仕上げていきます。
ハートの模様をつけたり、乾く前に指で星の模様をつけたり裏にチェック模様をつけたり、ペンキを混ぜてオリジナルカラーで塗ったり・・・。
自由な発想で個性あふれる世界に1つだけの大切な椅子が完成しました。
コロポックル村では自分の椅子に座って活動をしたりおやつを食べます。(赤塚)

※一人ひとりが、このコロポックル村に興味を持ってもらうために、マイ椅子を持てることで、自分にとっての新しいコロポックル村が始まる。そのような素敵な気持ちを持ってもらうことで、自分の願いや希望が叶うという体験を少しずつ増やしていきます。世界に一つだけの椅子をとても自信を持って眺めていて嬉しそうです。
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※子どもによっては、運動療育が合う子供もいれば、芸術療育が合う子もいて、人それぞれです。なるべく本人の特性を掴み、苦手なことが得意になるだけではなく、体の筋肉だけではなく、体の感覚も見ていき、必要な事はなるべくやっていき、体も使いにくい身体から、全身運動が使える体になるように、遊びを通して学んでいきます。
EICHE(アイヒェ)事務局より 
6月1日にオープンした本当に最初の通信となりましたが、元世界チャンピオンの竹原慎二氏が訪ねてきてくれました。今回、佐倉市にユニークな企業が出来たというのを聴かれて駆けつけてくださいました。利用者の子どもたちも目を輝かせて、元チャンピオンとの一瞬の出会いを楽しんでくれました。新しい事業所としては、竹原慎二氏との対談がAnchor(月刊アンカー)の9月号に掲載させるのを楽しみにしています。また、新しい事業所として興味をもって通ってくださる子どもたちの姿を見ているうちに、楽しみながらどんどん変化する子どもたちと共にコロポックル村を作り上げていく喜びを噛みしめています。 わずか短期間で、スタッフ、子ども達と奇跡が連動して素敵な場所になってきた事に、驚きと共に幸せな毎日を体験しています。 (編集後記 初田竜彦)

EICHEコロポックル村 住所:佐倉市江原台2丁目30-3メゾンラフィーネ江原台A 1号室
TEL:043-372-4549/080-2385-1093
メール:eiche@catv296.ne.jp

なお、実際に通所するには、市区町村の発行する「通所受給者証」が必要となります。まずは連絡を頂き、都合のいい日に見学をして頂けたらと思います。宜しくお願いします。